| 2007ダカール・ラリー開幕〜途中結果(1/20) |
2007年ダカールラリー(正式名称:ユーロミルホー・ダカール2007)が、1月6日に開幕。 ポルトガルのアレンテージョ地方で行われた最初のセレクティブセクション(SS、競技区間)、116.13kmのSS1では、地元ポルトガルのカルロス・スーザ(VW・レーストゥアレグ2)がトップタイムを叩き出して総合首位に。これにジニール・ドゥビリエ(南アフリカ)、カルロス・サインツ(スペイン)、アリ・バタネン(フィンランド)、マーク・ミラー(アメリカ)が僅差で続き、フォルクスワーゲン勢がトップ5を独占する速さを見せた。
25年連続の挑戦で前人未踏の7連覇・通算12勝目を狙う「チーム・レプソル三菱ラリーアート」では、前回大会の覇者として第1走者で出走したリュック・アルファン(フランス/三菱パジェロエボリューション)がコースの砂掻き役を強いられた上にパンクを喫して、出遅れてしまう。 20度目の参戦で自身3勝目を狙う増岡浩(日本/三菱パジェロエボリューション)も同様にパンクを喫したが、タイムロスを最小限に止めて総合10位。 トラブルなしで走り切ったホアン・ナニ・ロマ(スペイン/三菱パジェロエボリューション)とステファン・ペテランセル(フランス/三菱パジェロエボリューション)は、それぞれ7位・8位でオープニングステージを終えた。
日本勢では、三橋淳(トヨタ・ランドクルーザー)が総合45位、山田周生(トヨタ・ランドクルーザー)54位、池町佳生(三菱パジェロ)59位、片山右京(トヨタ・ランドクルーザー)115位、篠塚建次郎(日産パスファインダー)167位で初日を終えた。
【関連サイト】 ・Dakar 2007 テレフォニカ・ダカール公式サイト ・三菱自動車・モータースポーツ ・ラリーアート -第2レグ- 1月7日に第2レグが開催、ポルトガルのポルティマンからスペインのマラガまで545km、うちSS(競技区間)67kmを走行。SS9位のカルロス・スーザ(ポルトガル/VWレーストゥアレグ2)が前日からの総合首位の座を守る。 「チーム・レプソル三菱ラリーアート」では、増岡浩は総合8位に浮上した。ホアン・ナニ・ロマ(スペイン)がSS2位で、総合4位に浮上。ステファン・ペテランセル(フランス)は総合5位、パンクで出遅れたリュック・アルファン(フランス)は、総合12位にポジションアップ。
-第3レグ- 1月8日に第3レグを開催し、モロッコのナドールからエルラシディアまで648km、うちSS(競技区間)252kmを走行。カルロス・サインツ(スペイン/VWレーストゥアレグ2)が前日からひとつポジションを上げ、総合首位に浮上。 「チーム・レプソル三菱ラリーアート」では、ステファン・ペテランセル(フランス)が前日からひとつ順位を上げて総合4位に。そして、日本期待の増岡浩(日本)はSS7位ながらもポジションをふたつ上げて総合6位へと浮上。虎視眈々と上位進出の機を狙っている。
-第4レグ- 1月9日に第4レグを開催し、モロッコのエルラシディアからウアルザザットまで679km、うちSS(競技区間)405kmを走行。オリジナルの2輪駆動プロトタイプバギーを駆るジャン-ルイ・シュレッサー(フランス/シュレッサー・フォード)がSSトップタイムをマーク。 カルロス・サインツ(スペイン/VWレーストゥアレグ2)がSS3位で総合首位を維持。フォルクスワーゲン勢が依然トップ3をキープ。 「チーム・レプソル三菱ラリーアート」は、前日総合4位のステファン・ペテランセル(フランス)は総合9位に落ちたが、ホアン・ナニ・ロマ(スペイン)が総合4位に返り咲いた。 増岡浩(日本)は前日からさらに順位をひとつ上げて総合5位。リュック・アルファン(フランス)はふたつポジションを上げて総合6位にまで浮上。
-第5レグ- 1月10日に第5レグを開催し、モロッコのウアルザザットからタンタンまで768km、うちSS(競技区間)325kmを走行。カルロス・サインツ(スペイン/VWレーストゥアレグ2)が今大会2度目のSS1位を獲得し総合首位を維持。 「チーム・レプソル三菱ラリーアート」の4台の『三菱パジェロエボリューション』は、ホアン・ナニ・ロマ(スペイン)が総合4位を保ち、リュック・アルファン(フランス)がひとつポジションアップを果たして総合5位。総合9位に後退したペテランセルも、2台をかわし総合7位へと順位を挽回。一方、増岡浩(日本)は、3度ものパンクに見舞われて、総合8位へと後退した。
-第6レグ- 1月11日に第6レグを開催し、モロッコのタンタンからモーリタニアのウアルザザットまで817km、うちSS(競技区間)394kmを走行。『GMハマーH3』でオープンカテゴリーにエントリーしているロビー・ゴードン(アメリカ)が今大会初のSS1位を獲得した。 総合順位では、カルロス・サインツ(スペイン/VWレーストゥアレグ2)がトップを守った。 「チーム・レプソル三菱ラリーアート」勢は、リュック・アルファン(フランス)が総合4位に浮上。ステファン・ペテランセル(フランス)は総合5位までポジションを回復。 一方、前日総合4位のホアン・ナニ・ロマ(スペイン)は、ステージ中盤で高速クラッシュを喫したゲラン・シシェリ(フランス/BMW X3)の救助のために走行を一時中断し、再スタート後にはパンクによるタイムロスも加わって総合順位を7位へと下げた。増岡浩(日本)には、クラッチトラブルが発生、総合9位へとポジションを落としている。
-第7レグ- 1月12日に第7レグを開催し、モーリタニアのウアルザザットからアタールまで走行。当初、総走行距離は580km、うちSS(競技区間)は542kmを予定していたが、強い砂嵐のために安全性を十分に確保できないとの主催者判断により後半区間がキャンセルとなり、SSは407.6kmへと短縮された。 ジニール・ドゥビリエ(南アフリカ/VWレーストゥアレグ2)がSS1位を獲得し、総合首位に立った。 「チーム・レプソル三菱ラリーアート」勢は、ホアン・ナニ・ロマ(スペイン)は痛恨の転倒、総合23位へと後退。しかし、ステファン・ペテランセル(フランス)が総合3位に浮上。リュック・アルファン(フランス)は総合4位をキープ。増岡浩(日本)が、総合9位から一気に4台をかわして総合5位へとポジションアップ。「チーム・レプソル三菱ラリーアート」勢は総合3位〜5位と足場を固め、前半戦を終了した。
-第8レグ- 1月14日に第8レグを開催し、モーリタニアのアタールからティシットまで626km、SS(競技区間)589kmを走行。総合首位のジニール・ドゥビリエ(南アフリカ/VWレーストゥアレグ2)が今大会3度目のSSトップタイムをマークした。 総合2位にはステファン・ペテランセル(フランス)、総合3位にはリュック・アルファン(フランス)の「チーム・レプソル三菱ラリーアート」勢がそれぞれひとつずつポジションアップを果たし、2台の『パジェロエボリューション』がトップ3圏内へと進出。 一方、総合5位で後半戦をスタートした増岡浩(日本)は、ステージ序盤でクラッチトラブルに見舞われるなど、総合8位へと大幅な後退を余儀なくされた。
-第9レグ- 1月15日に第9レグを開催し、モーリタニアのティシットからネマまで497km、SS(競技区間)494kmを走行。 総合首位だったジニール・ドゥビリエ(南アフリカ/VWレーストゥアレグ2)がエンジントラブルに見舞われてラリーリーダーの座から陥落し、ステファン・ペテランセル(フランス/三菱パジェロエボリューション)が逆転、総合首位に浮上した。さらにリュック・アルファン(フランス/三菱パジェロエボリューション)もポジションを前日からひとつ上げて総合2位となり、「チーム・レプソル三菱ラリーアート」が一気に1-2体制を確立した。 また、増岡浩(日本/三菱パジェロエボリューション)は、2本のパンクを喫しながらも、3つ順位を上げて総合5位まで挽回してきた。
-第10レグ- 1月16日、モーリタニアのネマに置かれたビバークをスタート/ゴール地点とする今大会唯一のループステージを実施。総走行距離400km、SS(競技区間)366kmで行われた第10レグでは、2006年PWRC(FIAプロダクションカー世界ラリー選手権)チャンピオンのネッサー・アルアティヤ(カタール/BMW X3)が今大会初のSSトップタイムをマークした。 前日に総合首位に立ったステファン・ペテランセル(フランス/三菱パジェロエボリューション)はポジションをキープ。リュック・アルファン(フランス/三菱パジェロエボリューション)は総合2位の位置を保ち、「チーム・レプソル三菱ラリーアート」は1-2体制を堅守した。 増岡浩(日本/三菱パジェロエボリューション)はSS2位で、総合5位。
-第11レグ- 1月17日に第11レグを迎えたが、この日はSS(競技区間)は行わず、280kmのリエゾンのみを実施。競技車両はモーリタニアのネマから280kmの一般道を走行しアユンへと移動した。 当初、マリのトンブクトゥからネマへ向かう総走行距離590km(うち、SS571km)で開催される予定であった。しかし、暫定ルートの発表時から不安視されていたトンブクトゥ周辺地域の治安状況がやはり思わしくなく、ダカールラリーの主催者であるASOは大会直前に第10レグ〜第12レグのルートを変更していた。
-第12レグ- 1月18日に第12レグを開催し、モーリタニアのアユンからマリのカイエまで484km、SS(競技区間)257kmを走行。カルロス・サインツ(スペイン/VWレーストゥアレグ2)が今大会3度目のSSトップタイム。 ステファン・ペテランセル(フランス/三菱パジェロエボリューション)が総合首位をキープ。総合2位も引き続きアルファンがつけて、「チーム・レプソル三菱ラリーアート」の1-2体制を保った。 総合5位でスタートした増岡浩(日本/三菱パジェロエボリューション)は、チームプレーに徹し、総合優勝をかけて戦う僚友2台をサポートしながら走行。その結果、SS19位でのフィニッシュとなり、ポジションはひとつ後退して総合6位となった。
-第13レグ- 1月19日に第13レグを開催し、マリのカイエからセネガルのタンバクンダまで458km、SS(競技区間)260kmを走行。前半戦の第6レグまで総合首位を走行していたカルロス・サインツ(スペイン/VWレーストゥアレグ2)がSSトップタイムをマーク。 ステファン・ペテランセル(フランス/三菱パジェロエボリューション)は、SS2位で総合首位をキープした。 増岡浩(日本/三菱パジェロエボリューション)は、チームメイトの上位2台をサポートする走行に徹しており、総合6位と前日からの変動はなかった。
-第14レグ- 1月20日に第14レグを開催し、セネガルのタンバクンダからダカールまで576km、SS(競技区間)225kmを走行。カルロス・サインツ(スペイン/VWレーストゥアレグ2)が3日連続・今大会5度目となるSSトップタイムをマーク。 1-2体制を堅持して後半戦を戦ってきた「チーム・レプソル三菱ラリーアート」勢は、勝利をより確かなものとするためにいずれも慎重なペースで走行。ステファン・ペテランセル(フランス)はSS11位で総合首位を、リュック・アルファン(フランス)はSS7位で総合2位をそれぞれ保った。 彼らのサポート役を務めながら走行している増岡浩(日本)は総合6位、ホアン・ナニ・ロマ(スペイン)は木の切り株に当たってパワーステアリングに損傷を負ったものの、第14レグを走り切ってダカールに到着。
日本人プライベーター勢のトップは三橋淳選手(トヨタ・ランドクルーザー)の総合25位で市販車無改造カテゴリーの首位。山田周生選手(トヨタ・ランドクルーザー)は、総合40位で同カテゴリー4位。 大ベテランの篠塚建次郎選手(日産パスファインダー)は総合60位を保持。前日ハブキャリア関係の破損に見舞われた片山右京選手(トヨタ・ランドクルーザー)は、この日も苦しい戦いを強いられたものの、総合68位でダカールのビバークへ到着。
残るは、1月21日に行われる第15レグ、16kmのショートステージのみとなった。
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